485系 水カツK60編成


 JT以外で乗車経験のある数少ない485系です。自分が乗ったのが最後の多客臨運用だったようで3ヶ月後に郡山送りとなってしまいました。

新白河にて


  昨年12月の府中運転会で砂川氏のK40編成を預かったことをきっかけに製作開始。種車はもちろん新規金型の485系です。
 モハ484はドア寄りに車掌室があるので、そこの区画の窓の横幅を縮小しました。
 モハ485は1両は製品中間車からの改造で、もう1両は後尾車ベースで製作。クーラーキセはレジン複製品です。
 クーラーキセに関してですが実車はAU13EN、製品オリジナルはAU13Eなのでそれっぽく加工。といっても上部の細いモールドを削っただけですが。
 後尾車ベースのモハ485はドア幅が他の中間車と比べ狭くなってます。そもそも製品の485系が何故クハとモハでドア幅が違うのかが謎ですね。



 モハユニットのうち片方は4年くらい前にジパングに改造しようとして放置されてた製品中間車を再利用。
 当時に正しく加工してれば楽できたと思いますが何を思ってたのか窓が写真のように下方向に1ミリ以上拡大されていたので、一旦当該部分を下に掘り下げ、2ミリ角棒やプラ板で製品と同じ高さに復元するというめんどくささの極みな工程を経て、上方向に拡大しました。
 新たに中間車を仕入れてそれを改造する方が早かったとは思いますが、なかなか中古で転がってないのと、放置されてるのも勿体ないなということで、結局ジパングになりかけの中間車を種車としました。


 テールライトは新規金型EF60から複製したものを使用。一旦ライト部分に穴をあけて内側からライトをはめこみました。
 また、前面表示を替えられるようにマーク部分に穴を開け、プラ棒、プラ板から作った台座に貼り付けた表示を掲出できるようにしました。
 先頭車は連結器部分を削り、プラ板と車体の切れ端、削りカスから成型した連結器カバーを接着。成型に時間食うかなと思いましたが割とすぐに作れました。後尾車に連結器カバーをつけなかった理由は後述。


 1500番台の象徴ともいうべき屋上の2灯ヘッドライトは同じくプラ板、車体の切れ端、削りカスで成型し、使いどころのなかった丸リベットを接着。
 ちなみに1500番台の屋上ライトは300番台など他の485系と比べ後ろよりについているので、今回作ったクハも製品より後ろよりにセットしました。

 塗料はGXクールホワイト(白部分)、コバルトブルー(青部分)、ニュートラルグレー(裾部・屋上)を使用。屋上機器はサフの色そのままです。
 また、今回初めて自作デカールを使いロゴを再現しました。おうちdeデカールのクリアーが販売されてなかったので白地を使おうとしましたが、実際に転写したら白というよりアイボリーだったので、糊シートのみ何故かあったエーワンの転写シールのものを使用。印刷台紙と糊シートで製品が違いましたが何とか転写できました。転写後にGXスーパークリアーを吹き付けたのでデカールは剥がれにくくなってる…と思います。
 今回白とクリアーにGXカラーを使いましたが普通にすごいです(ボキャ貧) 既に完成してるものにGXのクリアー吹き付けるだけでかなり安心できると思います(?)



 K40もK60もいるってことは必然的に連結しようってことになりますが、製品の顔を加工せず連結できるようにオスメスの各連結器を加工してアダプターを製作。ダミー連結器部分を傷つけず、且つダミー連結器のモールドを活かして製品の状態のまま連結することが可能となってます。このため後尾車には連結器カバーをつけていません。
 元はといえばやは氏の485系3000番台をEF81に牽かせて配給ごっこをしたときに製品の485系の連結器部分にアダプターをつけて連結させてましたがそれの応用です。配給以外で使いどころが来るとは思ってなかったですね。

↓砂川氏のK40編成の詳細はこちら↓
 https://sunagawarailway.hatenablog.com/entry/2022/11/04/120000