砂川トラベル 高尾登山編 2018.11.25

 

今後のトラベルであり得る悪路踏破の訓練を兼ねて、高尾山に登ってきました。

 

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旅の始まりは高尾山口駅から。9時半集合にした張本人が遅れましたが、地下鉄区間から乗ってきた電車で山奥まで来たことによる興奮による遅延です。申し訳ございませんでした。

 

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遅れたことにより何故かテキーラ一気飲みを要求され納得がいきません。

高尾山口の駅舎は2015年竣工で、かの有名な隈研吾によるデザインだそう。地元にも隈研吾作品があるので、作風を知ってれば、建築詳しくない自分みたいな人でも設計者が何となくわかる不思議。

 

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ケーブルカーの清滝駅はご覧のような盛況ぶり。この建物も割と歴史があるみたいです。

なお行きは高尾山で最もハードといわれる稲荷山コースで行くので、ケーブルカーは帰りのお楽しみとします。

このとき「えっガチ登山道やんけ」の声が挙がりますが、下調べした感じでは、他ルートは遊歩道なので、予定通り(?)稲荷山コースで登ります。

 

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中級向けといわれる稲荷山コースも、初っ端はこの混雑でした。見ての通り周りの人はそれなりの服装と装備です。自分はMA1ジャケットだったので、相応に周りに馴染む服装だったと思います(超個人的主観)が、若干名登山に相応しくない装備で来てしまったと自負するメンバーがいました。4人とも運動靴とリュックだったのでまあ大丈夫だろうと判断しますが、結果からいうと大丈夫でした。

登り始めからこんな感じの階段続きで、ロクに準備運動もしなかった(阿保)ので少し股関節に痛みが現れます。らいぷらも秒でバテてたので、一時身体の老朽化が懸念されました。

 

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階段以外のところは木の根が道の真ん中に突き出てたり、中々登山道らしい感じでした。中学の遠足の山登りを思い出します。

 

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登り始めて40分弱でしょうか、稲荷山展望台に到着。ていうかここまでそんなに時間が掛かってたことに記事を執筆中に驚きました。割とここまでの記憶があんまりないですが、気づいたら股関節の痛みは消えてました。らいぷらもピンピンしてたので、多分準備運動不足だったと思います。登山前の準備運動はしっかり行いましょう。

ここで糖分と水分を補給。しかしこうすけ君が飲料を持参してないことが発覚。先が思いやられますが、結果からいうと大丈夫でした。

 

 

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稲荷山展望台を出発してからほどなくして、高圧的な倒木と遭遇。この後には、路面から1mくらいの高さに横たわる倒木もあり、上から通るか下から通るかの選択を迫られたので、横から通ろうとするも、人生の危機が迫るのはよくないので無難に下から突破しました。

 

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6号路が合流した直後から、かなり長く急な階段が現れます。時期が時期なので紅葉が綺麗でしたが、反面連続する階段に体力が一気に奪われる感じがしました。

流石に一旦止まろうということで、ちょっとした平場で小休止しますが、既に視界に山頂と思わしき広場を捉えているとわかった瞬間、こうすけ考案のビリはテキーラ一気飲みという即席謎ルールの下ヒルクライムレースが敢行されました。

 

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結果らいぷらがビリでしたが、テキーラを買う金が勿体ない(推測)ので結局一気飲みイベントが開催されることはありませんでした。当然の結果です。

というわけで山頂に到着。正確にはこの写真を撮った場所は山頂ではないですが、人がいっぱいいて数段登れば山頂のしるしがあるので実質山頂だと思います。見ての通り富士山が見えますね。この後暇なのであれの麓を走ってる電車乗り行こうという提案がありましたがめんどくさいので即却下されました。

 

 

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特にすることもなかったので、山頂を少しぶらついた後は下山の方向に。復路は1号路を下り、途中からケーブルカーでショートカットしようと考え、まずは来た道とは違う舗装された登山道を下ります。

 

 

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途中中々いい感じの紅葉もあったり、季節感も感じることが出来ました。

 

 

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途中男坂を下るか女坂を下るかで議論するも、主催の女々しさにより女坂を下ることに。とはいっても階段かスロープ的な道の2択なので正直どっちでも変わらなかったと思います。

ケーブルカーの駅に着くも、切符か入場かわかりませんが待機列がえぐかったので、少し話し合った後あえなくケーブルカーはパスすることに。1号路を少し下ったとこにあるエコーリフトも案に入れてましたが、こちらも何やら整理券番号云々の放送をしてたのと、待ちと思わしき全人類が集結してたので、もういっそこのまま下るかということで、1号路を高尾山口駅までそのまま徒歩で下ることにしました。結果からいうと徒歩というより高尾ダウンヒルレースだったと思います。

 

 

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神社や紅葉を楽しみつつ秒で下山しました。薬王院から1200秒程度かかりましたが、案内には40分とあったので、おおよそ2倍のペースで下ったこととなります。

 

 

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場所が飛んでここは八王子市内の廃墟。元を辿れば、かつて関東にチェーン展開していたスーパーの忠実屋としてオープンした店舗で、ダイエーに吸収合併、その後閉店したものです。

 

下山した後は特に予定が決まっておらず、とりあえず八王子へ向かうことにしましたが、北本勢2人が忠実屋巡りしたいというので、日高屋で飯を食った後にバスで現地付近まで向かいました。股引を脱ぐために入場した高尾駅のトイレで水が溢れ出してビビりましたが、用を足す直前だったのでセーフ。

 

1982年開業の店舗で、単なるスーパーとは思えぬガラス張りのスペースがあったりと、バブリーな建築でした。

 

 

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その後再び駅付近まで戻ります。建物に八王子の歴史のパネル展示的なのがありました。八王子が誇る2両も牽引出来る最新鋭のDLの写真がありました。

こうすけ君がバス停の直前でヤバい物を見つけたというので目的の場所へ行くと、通って来た道を曲がったところに、営業してるか怪しい小さな電気屋が。そこに年式の古そうな室外機がほぼ新品の状態であったのですが、中に人がいたので聞いてみると、塾や学校などの電化製品の点検、修理をしているとのこと。あんまり綺麗だったので、こうすけ君は売り物とか処分品だったら買おうか検討していたようです。

 

 

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関東大震災、戦中の空襲を生き残った建物。明治20年に建てられた雑貨店なんだそう。

 

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そして来たのはグルメシティ八幡町店。この建物が忠実屋1号店とのこと。1954年開店なので中々歴史ある建物だと思います。※追記:現在の建物は1974年建築だそうです。また、グルメシティ八幡町は2019年2月28日に閉店することが決まっています。訪問したい方はお早めに…。

それとは関係ないですが、この店舗でちょっと面白かったのが、トイレが店のバックヤード的な所(スーパーによくある手押し車のままでも開く観音扉の向こう側)を通った奥にあるところです。多分そこ入ったの小2の時にスーパーに社会科見学に行った以来ですね。超どうでもいい情報ですが、その後そのスーパーは潰れ、暫くしてよくわからん印刷業者になってます。

 

折角なので店に金を落とすかということで、買い物をしようとしたところ、タイミングよく北海道フェア的なのをやってたので、北海道150年記念のコアップガラナを購入。

 

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店を探しに駅周辺を徘徊します。南口に立体自転車格納庫のゲートがあって、八王子って先進国だなと思いましたが、周辺の人の少なさによって幻滅しました。

 

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結局夕食は昼に食べた日高屋の真横にあるサイゼで済ますことに。グラスワインが試しやすい価格なので、めでたく砂川トラベル飲酒編となりました。