年末帰省1日目〜2日目 2019.12.27-28

旅の始まりは東京から。今回は北海道&東日本パスを使い実家に帰るついでに東北各地へ寄ってこうと思います。1日目となる27日はいつも通り仕事なので、仕事が終わり次第実家へ直行します。貯まってたJREポイントで予め取っておいたSuicaグリーン券で、グリーン車に乗って実家へ向かいます。といっても実家滞在は9時間。実質民宿です。

 

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翌28日は、始発でまず黒磯へ。黒磯では常磐線に乗り換え新白河まで向かいます。地上切替時代には1度だけ臨時列車で531に乗りましたが、構内直流化後の定期列車で乗るのは地味に初めてでした。

 

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新白河東北本線ではなく、別で買った切符で新幹線に乗ります。帰省ラッシュ初日と思われる日ですが、やまびこ291号の自由席はこの有様。みなさんも繁忙期の東北旅行にはやまびこ291号をご利用ください。

 

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車内で新白河駅で買った焼きそばパンと福島ソウルドリンクを頂きます。焼きそばパンの販売元はなんとイギリストーストで有名な青森の工藤パン。製造所もその系列と思われる油川パン工場でした。おそらく新白河工藤パンの製品の通常販売の南端かと思われます。(工藤パンのウワサ:東京のアンテナショップでは月1でイギリストーストを売ってるらしい)

 

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途中郡山で解体線にいるキハ40系列の姿がありました。以前東北大鉄研の運転会へ行く際、郡山に朝にはいた485系A1A2編成のクハが、その日の夜には跡形も無くなっていたことを思い出しました。この2両もほどなくして解体されるでしょう。

 

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新幹線移動は仙台まで。次の一ノ関行きまで30分弱あったので、バスを撮るなどして時間潰し。元名古屋市営のブルーリボンや、東武顔のキュービックワンステップスなど、仙台で見てみたかった車種が来て、時間は短いながらも満足して改札へ再入場しました。(画像準備中につき代用。この方を知りたかったら、まずは綾瀬穂乃香と検索し、アイドルマスターシンデレラガールズのゲームを始めて、4月に開催されるであろうシンデレラガールズ総選挙にて綾瀬穂乃香さんに投票しましょう。)

 

 

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仙台から701系で一ノ関へ。一ノ関では国際興業バス国鉄コンテナなどを見て暇潰し。ここでは短尺(7mじゃない方)のエルガミオが見れました。

 

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ここからは言わずもがな盛岡色の701系なわけですが、地味にこの色は初めて見ました。全然旅行に行ってなかったことがバレますね。

仙台地区の電車よりも飛ばす区間が多い印象を受けました。

 

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所変わって大宮駅東口。埼玉県なので国際興業バスがいますね。この日の埼玉は積雪がありました。ここからは京王バスのJPで八幡平方面へ向かいます。

 

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バスに1時間近く揺られて着いたのは八幡平市にある松尾鉱山資料館。今回の目的の1つです。50年前までこの近くの山の上に、雲上の楽園とも云われた一大文化圏があったことを今に伝える資料館です。館内は基本撮影禁止なので写真はありませんが、松尾鉱山にまつわる資料が盛り沢山でした。また、職員の方がとてもわかりやすく説明してくださいました。八幡平の観光の際にはみなさんも一度と言わず何度でも訪れてみてください。

ちなみにこの日は、大更駅周辺で、自分に先行して八幡平方面へ行っていた砂川と、花輪線に乗っていたサロハと自分の同い年3人がニアミスするという珍事が起こりました。3人が別々の行程で旅をしているのに大更の地でニアミスするのは今後ないと思います。ちなみに砂川とはこの日の夜に合流する予定です。

 

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松尾鉱山資料館には、松尾鉱業鉄道で活躍していたELと、鉱山関係の屋外展示があります。ちなみに松尾鉱業鉄道で活躍したELのうち2両は、秩父鉄道に譲渡され、うち1両は今でも活躍しています。更にいうと秩父鉄道のELの標準色は、松尾鉱業鉄道のELの最末期のカラーらしいです。秩父鉄道が青と白帯の塗色を気に入ったようで、今に至るまであの色を採用しているようです。初めて知る人はだいぶ驚くと思います。

 

 

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秘湯松川温泉へ向かうべく、今度は京王バスのHRに乗り、まずは八幡平マウンテンホテルへ。ここで本来なら冬季限定のボンネットバスに乗り換えるはずでしたが、ドアの故障により代走のエルガミオに乗ります。先行していた砂川よりこの情報は得ていたので、そこまでの落胆はありませんでしたが、再履修リストにぶち込まれました。マウンテンホテルまでのバスにはなかったタイヤチェーンが装着されており、これから雪深い道を往くことを実感。上の写真のような道なので、冬季は4輪駆動のボンネットバスが活躍するらしいですが、結果から言うとエルガミオのような車でも頑張って走ってました。流石にドキドキしましたが。

 

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やってきたのは松楓荘(しょうふうそう)。松川温泉の3つある温泉宿のうちの1つです。どの宿も近くにバス停があり、徒歩アクセスが出来ます。松川温泉には、この日の午前に訪れた砂川の他に、2週間前にやはさんが訪れていますが、やはさんは松川荘、砂川は峡雲荘、そして自分が松楓荘と、3人とも意図せず別々の温泉宿にて入浴していることを後から知りました。

時間が限られた中での入浴でしたので、露天風呂のみ入りましたが、絵に描いたような雪の中の露天風呂って感じで、かつ泉質も白く濁った硫黄泉で、短時間では勿体ないものでした。ボンネットバスのリベンジも含め、次回は泊まりで訪れたいです。ちなみに露天風呂は混浴なので、気にする人は注意が必要です。自分が入った時は日系と欧米系の外人の男女3人のみでした。こんな山奥の秘湯もインバウンド需要があるんだなぁと時代を感じました。

 

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露天風呂RTAの後、引換券でヤクルトを頂いて無事バスの時間前にバス停に着くことに成功。行きのバスが10分ほど遅れた割には頑張った方だと思います。除雪された雪がバス停の時刻表を隠していますが、事前に調べた時刻で合っているようで一安心。同じく松楓荘で入浴した方とバスに乗りました。県内の方で、八幡平マウンテンホテルまでは自家用車で来たそうですが、雲行きから山の上は大雪と判断したため、ボンネットバス区間はバスを使ったそう。

 

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1時間半かかって盛岡駅に戻ってきました。定刻ならそこまで待たずに八戸行きの電車に乗り継げましたが、20分近く遅れたため1時間後の八戸行きに乗ることに。夕飯を済ますべく、駅を歩いていたら、1階の二八そばの店にこんな張り紙が。リーズナブルな価格で二八そばを味わえるので、迷わずここにしました。普通に次回来る時にも盛岡駅での食事スポットとして使えたことが考えられるだけに、閉業は悲しいです。

 

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名物南部せんべいを2枚買った後、IGRいわて銀河鉄道の電車に乗車し、八戸へ。雪が多く着いており、いよいよ冬の北東北に来たなという実感がわきました。5ヶ月振りとなる八戸では、2台だけバスを撮って、青い森701系の車内にいた砂川と合流。一路青森を目指します。

 

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青森に着いたのは23時近く。八戸と同じく5ヶ月振りですが、夜の青森駅が見せる表情はまた別の何かを感じさせました。

 

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着いて早速名物のりんご自販機であおもりんごジュースを購入。首都圏のJR各駅でも買えるシリーズですが、各種をブレンドしたこの"青森りんご"は、青森近辺以外では見かけなかったので、こちらを購入しました。

 

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「夜の青森を散策したい」という自分のワガママにより、ホテルのチェックインを済ませた後、荷物を軽くして夜の青森へ繰り出します。

どうやら雪が積もったばかりらしく、まだ圧縮はされてないフワフワな雪でした。八甲田丸も昼間とはまた違った趣です。

 

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八甲田丸の後は、アーケード街を散策。流石に人の気配はほぼありませんでしたが、しんしんと降る雪と、静まり返ったアーケード街とが、いかにも北国の夜という感じでした。

何よりよかったのが青森駅舎。真夜中の北の玄関口のイメージそのものでした。緑色に光る「あおもり駅」がいい味を出してます。この駅舎も今年(=2020年)に建て替えられてしまうということが残念です。最後の冬になるんですかね?

駅舎の時計を見てわかる通り日付を回っていたので、駅前のコンビニで軽く買い物をしてから再びホテルへ戻りました。

 

続く