旅行5日目 砂防軌道チャレンジ

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 社会人の朝は早いので、早起きして大井町線で出勤します。特急立山の車両でわくわくしてたらこれが来たので正直テンション下がりましたが、末端区間の山間を行く東急はちょっとエモかったです。

 

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 宇奈月温泉もそうですが、立山とかの地鉄の末端までキハ8000や485系、681系が入線してたのが信じられないです。

 そしてこの旅もクライマックス。立山駅に到着しますが、果たして今回は動いてる立山砂防軌道は見られるでしょうか。平日なので、期待はしてるけど天候は本降りの雨。

 

 

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 富山県内は朝から雨が降っており、立山も生憎の天気。しかも知らない間に靴底が片方割れ目が入ってたらしく、歩いてると片足だけ水が染み込んできてとても不快でした。

 そしてこの旅で一番最初に決めた目的である立山砂防軌道ですが、前回同様車庫のシャッターが閉まっており、9時半を過ぎても動く気配がなく、雨も降ってるので今回も駄目かなと思いました。汽笛が聞こえ、ケーブルカーの音だけが響きます。エンジンの音が聞こえましたが、聞こえる方向が駐車場のほうではなく、上のほうで違和感に気づきます。

 まさか!と思い見上げると、なんと緑色のディーゼル機関車スイッチバックしながら山から降りてきました。

 

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 これが見たかった。これが見たかったんです。動いてる姿が見れて興奮してカメラのシャッターを切りました。電池残量も気にすることもなく。

 

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 立山駅付近はデルタ線になってますが、写真の左側に向かうほうしか使ってないようで、実質スイッチバックのようです。

 このときやってきた資材輸送の列車は、事務所の横でしばらく荷役作業をしていました。

 ほどなくして、さっきと同じ汽笛とエンジン音が再び聞こえてきました。

 

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 やってきました。


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 最高かよ

 

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 閉まってたシャッターは、車庫入れのタイミングで入換の作業員が列車が来てから開けていました。

 

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 最高ですね いい 最高

 

 機関車が入庫し、ここから少し待ってみましたが、これ以上はしばらく動きがなさそうなので、見たい気持ちを抑えつつケーブルカー乗り場へ向かいます。

 ともあれ動いてる立山砂防が見られてよかったです。良過ぎました。満足です。お客様満足値5206です。カメラのバッテリーも持ったので安心です。ここからは正直いつ切れてもいいので、惜しみなく撮っていきます。

 

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 ここからは一大観光地アルペンルートを辿ろうと思います。食事が出来る場所が限られてると思ったので、早めに済ませておきます。


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 扇沢までの乗車券を購入し、まず最初は立山ケーブルカーで美女平まで。ケーブルカーに貨車を連結して走らせてるのはここだけだそうです。今でも荷物を載せることがあるとか何とか。


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 美女平からはバスで室堂まで。ここは雷鳥君の故郷だそうです。当たったバスが最近導入されたくさいセレガで、USBポートから充電乞食も出来て満足です。

 ところで雷鳥ってthunder birdじゃないんですね。

 

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 1時間くらいかけて室堂まで一般車通行禁止の道路を駆け上がります。耳の違和感で標高が上がってきてることを感じます。9月半ばでしたが、室堂近くまで来ると木々も色付き始めていました。

 

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 室堂はとても寒かったです。剱岳は曇っててよく見えなかったので次の機会に見ましょう。立山駅はギリギリ半袖でも過ごせましたが、流石に厳しいと思って長袖1枚持ってきておいて正解でした。

 

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 室堂からは立山トンネルトロリーバス立山の真下を突っ切り大観峰へ。東芝GTOの音も聞けて満足です。計器類に電圧計などがあり鉄道を感じました。

 

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 大観峰からは索道で一気に黒部平まで降ります。ちなみに連休中は全人類がアルペンルートに集まっていたようですが、金曜とはいえ平日だと人はまばらで、積み残しや待ち時間もなく乗り継ぐことができました。

 

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 黒部平からは黒辺ケーブルカーで黒部湖へ下ります。ケーブルカーを降りるといよいよ黒部ダムです。

 

 

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 子供の頃図鑑で見た黒四ダムが目の前に現れて感動です。やっぱり実際に見るとその迫力に圧倒されます。

 ちなみにあれからずっと浸水したままの右足の靴をひっくり返してたら、鳥取砂丘の砂が残ってました。鳥取砂丘の砂をアルペンルート越えさせてしまいました。ちなみに故意に鳥取砂丘の砂を採取して持ち帰るのはNGなので、甲子園の砂を持ち帰る感覚で砂丘の砂を採取するのはやめましょう。

 

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 最後は黒部ダムから関電トンネル電気バスで扇沢へ。トロリーバスから置き換えられたのは残念ですが、アルペンルートで電気バサとトロバス両方を乗り比べ出来てそれはそれでいいと思います。ちなみに自分は水素バスやエルハイの音の方が好きです。

 

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 約15分で扇沢に到着。立山から長野県側に抜けました。

 

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 ここからアルピコで信濃大町へ向かいます。何気にセレハイ初めて乗りましたが、ブルハイと同じでモーターの音はよく聞こえませんでした。

 

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 遂に東の管内に来てしまいました。立山から色々乗り継いで辿り着けることに素直に感動です。

 信濃大町では切符を買います。帰りの切符ではなく、次の日に乗る草津の切符の方です。

 

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 アルペンルートも終わりいよいよ帰路です。富山ぶりのJR路線です。大糸線と127の初乗車をキメながら松本へ向かいます。車内は701、音は129、客は平日の夕方だけあって学生だらけで萎縮してしまいました。

 

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 松本では一旦改札を抜けてからトクだ値の切符で再入場。帰りに新宿から平日の黄色い電車に乗るのは勘弁なので、信濃大町からあずさではなく、松本から千葉あずさでそのまま錦糸町まで乗り通すことに決めてました。

 千葉あずさで夜の秋葉を通過するメインイベントで締めることが出来ました。

 ちなみに結局カメラの充電と右足の浸水はそのままで、撮れ高と不快指数は8億でした。翌日からは出勤用に履いてる運動靴で行きます。

 

 

 

6日目?