だいぶサボってたうちに改正は過ぎ去り3本長野へ廃車回送されてしまいました。既に解体されているようです。いざ自分がお世話になった電車が解体されているのを見ると心にくるものがありますね。
さておき、ここから登場順に4編成ずつ写真とともに振り返っていきます。登場順なので今回は日光色編成の4本となります。
600番台初の出場車のY10です。日光線での営業運転開始前は試運転で宇都宮線でも頻繁に見られた編成でした。写真は初めて本線試運転を行ったときに宇都宮駅で撮ったもの。600番台として登場した年だけみれば今年で10年ですって。シンデレラガールズのほうが長いのが少しびっくりですね。
こちらは営業運転初日のY10。107系では1編成ごとに異なる日光の名物や観光地の絵柄シールが貼られていましたが、205系では1編成の前後2両で1種類ずつ貼られています。Y10は三猿と神橋です。
2015年1月には宇都宮線の運用に入り、Y9編成との8両編成が実現。
翌日には単独での宇都宮線運用も記録。先の記事にある試運転の写真と同じ場所で、2年ぶりに同じ場所での記録が出来ました。
2015年はY10の宇都宮線運用は、少なくとも改正前と改正後で2回実現しています。この年の改正では上野東京ラインが開通し、線内で完結する宇都宮線中距離列車の番号が、これまでは500~600番台だったところ、500番台で完結するようになり、黒磯運用の番号がこれまでの1500番台から600番台に変更されました。Y9と併結していたときはまだ1500番台でしたが、このときは12月なので、600番台となっています。
2016年9月の小山車セ公開のときの一コマ。下野大沢幕が目を引きます。205系の下野大沢幕といえば、登場時に幕を目撃された時は、ローマ字が「Shimo"no"-Osawa」と誤った表記で話題となりましたが、ほどなくして「Shimo"tsuke"」に修正されています。
撮影したときは開設50周年ということで久々に公開されたときです。今年の3月下旬には205系600番台の引退を記念して有料の撮影・検査体験のイベントが開催されるようです。昨今の情勢から人数を絞って有料での開催になるのは仕方ないことですが、結構いいお値段するので参加しようかは考えてしまいます。でも定期運用終了後にこうしてイベントを催してくれるだけでもありがたいことではありますね。
続いてはY3編成です。探してみましたがこの編成の記録は極端に少ないです。
Y3はY10の1か月後の11月に出場しています。2012年に登場している600番台の2本のうちの1本です。こちらもステッカーなし日光色の数少ない記録になります。宇都宮駅での撮影ですが、このときはE653系の付属編成が宇都宮駅に来ていました。おそらくこの2ヶ月後に運転される氏家雛めぐり号の訓練だったのでしょう。ご存じの通り現在は1000番台となって日本海側の特急として走っており、この姿は見られなくなったので、貴重な記録となりました。
デビュー当初はヘッドマークをつけていました。左隣のY8は先の記事でも述べた通り日光色1本の故障によるピンチヒッターです。
宇都宮でのY10との並び。この時は宇都宮線130年号のついでです。
通りすがりで撮った黒磯運用のY3。撮影向きの場所じゃないのでごちゃごちゃしてますが数少ないY3の黒磯運用ということで。
2016年の11月末に宇都宮線の運用に入っており、その際に8連運用の先頭に立つY3を記録していました。この頃は日光色の代走が年数回単位しかなく珍しかったこともあり、平日で遅刻しない程度に無理して撮った記憶がありますが、多少無理して正解でした。いろはに改造される前の自分のY3の記録はこれが最後です。
2018年には栃木DCにあわせ日光色のうち1本が観光列車のいろはに改造されることとなり、Y3がそれに選ばれました。日光線にいろは用に運用が組まれ、定期運用終了まで基本的に固定運用に入っていました。この写真を撮った日に乗っているはずですが、車内の写真は見当たらず。
いろはに改造された後も、2回だけ宇都宮以北の宇都宮線への入線を果たしています。初回は2018年6月に栃木DCに伴い那須塩原で展示された時ですが、写真はその返却回送の際のもの。2回目は2020年12月に試運転で入線しているようです。いろはとなってからは、キハ110のような2ドアで3列の固定ボックスシートという車内構造も相まって、ラッシュ時間帯の客さばきには適さず、日光線の固定仕業以外に入ることはあっても宇都宮線の運用に入ることはありませんでした。
次はY6編成。
Y6は2012年12月の出場になります。初めての記録はデビュー初日。この後の直通以外での日光線としての記録はこれくらいです。
末期1年はよく黒磯運用にも入ってました。これは昨年のGWのとき。後ろのY11はこの日ヘッドライトが片側球切れしていました。
地味に撮りたかった直通日光幕でしたが、入線時には幕回しして既に普通の日光行きになってることがほとんどでした。改正前最後の土曜勤務で電車の時間が異なり宇都宮で撮る時間が出来た際、運よく着いてからの幕回しだったので記録することが出来ました。
改正1週間前のY6。ギリギリまで黒磯運用に入ってたものの最終日は日光線運用で落ち着いたようです。
続いてY2。デビューより少し前の2013年2月の出場です。初めて乗車した600番台がこのY2でした。このときはまだモケットが京葉線時代の青のままでした。
1年目にして黒磯運用にも入ったY2。片パンでの代走はこのときだけでしょうかね??
昨1年だけでも4回程度は実現している日光色8連、自分が撮れたのは9月のY2+Y10の一度だけ。それも仕事前に無理やりって感じな上に雨なので中々思うような記録が出来ませんでしたが、記録できただけでもよしとするべきですかね。
ラスト1ヶ月では日光色唯一のヘッドマーク取り付け編成になりました。宇都宮では同じくヘッドマークの付いたY12との並びも。
ヘッドマークは3編成とも両先頭車で全て別デザインのものが付けられ、計6種類ありました。掲出期間が僅か1ヶ月でいてこれですから全部は記録出来ないんじゃないかと思いましたが、カメラとともに出退勤することで何とか全て記録することは出来ました。
日光線にあまり縁がなかった自分にとっては、日光色編成に関しては宇都宮駅で撮ったものや黒磯運用代走での記録がほとんどなので、湘南色よりは記録も乗った回数も少なめです。ラスト1年は走行距離調整の絡みなのか宇都宮線でも頻繁に乗ることができましたが...。
次は学生時代に頻繁に撮る乗るを繰り返した湘南色編成を振り返っていこうと思います。