第7回プラレールひろばinさっぽろ DAY-25

f:id:aoruchan501_1201:20221022194200j:image

 北海道最終日(?)です。ここまで来る間に実は山線特急のニセコ号の指定席を狙っていましたが、窓側は取れず。先頭車の通路側を確保できていたので、最終的にそこで本決まりとすることに。

 念願の函館山線、そして念願のノースレインボーエクスプレスの乗車を叶えることが出来ました。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022194559j:image

 通路側でも先頭車なので、少し体を傾ければ前面展望が出来ます。天窓もあるので、通路側席でも飽きさせない工夫がされている辺り、観光用の列車なんだということを実感します。今は使われていないようでしたが、天井にはモニターも設置されており、随所にバブルを感じることができました。

 海岸線を往く手稲〜小樽を過ぎ、遂に山線区間へ。かつて山線が札幌函館間のメインルートだった頃に思いを馳せます。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022194913j:image

 小樽を過ぎて一つ目の停車駅、余市ではアップルパイをはじめとした物販がホーム上で行われていました。これぞ観光列車です。

 余市といえば道内で随一のりんご生産量を誇ります。マスコットキャラクターもりんごがモチーフですが、名前は「ソーラン武士!!」。かの有名なソーラン節の発祥が余市なこともありますが、りんご要素がどっか行方不明になっているのはどっかのりんごアイドルのりんごの扱いに似たものがありますね?ちなみに辻野あかりの中の人である梅澤めぐ氏は北海道出身だそうですよ。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022195747j:image

 余市駅のホームで売られていたアップルパイは350円ですが、そこにハイボールもセットで500円となるワンコインセットも。自分は500円玉を消化したかったこともあってワンコインセットで酒クズすることとしました。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022200039j:image

 倶知安からニセコの間では地元の方による車内販売が行われました。自分はこの中からダチョウどら焼を購入。ダチョウの卵を使ったクソデカどら焼でした。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022200257j:image

 ニセコ、蘭子氏を過ぎて益々山深くなってきます。この路線ががかつてのメインルート、そして有珠山噴火の時にも室蘭線千歳線に代わりメインルートとして使われたことを思うと感慨深くなります。何なら今も"函館本線"を名乗っているわけですからね。曇っていて羊蹄山がよく見えなかったので、廃止前にまだ乗っておきたい気持ちもあります。H100でもいいので。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022200859j:image

 

 札幌から3時間半ほどで長万部に到着。これで函館本線を函館〜旭川まで全線完乗となりました。長万部に着く直前に話題となっていた神社敷地内の水柱も一瞬目にすることが出来ました。この数日後に水の噴出は止まったようです。

 長万部では20分ほど停まるので一旦下車し、有名な駅弁であるかなやのかにめしを購入。2日連続で北海道内東西のかにめしを食べることが出来ました。

 

 長万部では下りの281系北斗を撮影。この時点でもう定期運行終了まで半月を切っていたのと、乗っている乗客ほとんどがマニアだったこともあって、沢山の方が281系を撮影していました。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022201406j:image

 長万部を出ると、室蘭線経由の北斗や貨物列車も通る動脈の区間となります。進行方向左側には内浦湾を望むことが出来ました。山から一気に海の風景に様変わりです。

 

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022201800j:image

 前半に通った区間に入り、スピードも北斗と同じく120キロ近くまで上げて函館本線を南下していきます。新函館でおよそ半分の客が降りていきます。五稜郭車両所も右手に見えてきて、いよいよ函館も間近です。キハ281の解体が前半で見た時よりも進んでいました。

 

 5時間半かけて函館に到着。とても楽しむことが出来ました。ノスレも他の183系と同じく今年度で引退予定なので、ラストイヤーにして初乗車を叶えることが出来て本当によかったです。正直北海道のJTでいちばん好きだったので、喜びもひとしおです。

 さて、ダメ元で券売機を叩いたら指定席がご用意されたので、折り返しのニセコ号にも乗っちゃいます。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022202636j:image

 新函館を過ぎたところでは、新幹線の延伸区間の工事が行われています。仁山トンネルは既に上り方のポータルが出来てるようでした。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022202818j:image

 晴れていれば反対側に室蘭の街が見えていたはずです。しかし曲面を描いた大窓と天窓の組み合わせのおかげで、天気が悪くても景色にワクワク出来るのが観光列車のいいところですね。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022203420j:image

 函館から1時間半ほどで二度目となる長万部に到着。およそ7時間ノスレに乗り続けていたようです。思い出補正でプラレールでも欲しくなりますね。

 ほどなくして上り北斗も到着。これに乗って函館へ戻ります。ノスレとはここでお別れです。ありがとう!

 来た北斗は札幌方に901を組み込んだ編成。ファンも多く、また三連休最終日かつ台風の影響で飛行機が欠航していた影響なのか、自由席は立ちが出るほどの盛況ぶり。正直指定席をとっておくべきだったかもしれません。

 

 この旅最後の函館駅。折り返しの北斗が本当の最後の281系乗車です。一旦改札を出て土産と夕食となるやきとり弁当を買いに行きます。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022204203j:image

 駅前のハセストは10〜20分の待ち時間があるほどの盛況ぶり。そして目の前でにくが焼かれテロを喰らいます。

 

 時間もカツカツですが最後にもう一度車両を観察。281系もまさか試作車登場時のグレースカートとロゴを見ることが出来るとは思いませんでしたね。しっかり901号車に施してくれて嬉しい限りです。

 時間も迫ってるので最後のキハ281、短い区間ですが最後にもう一度楽しみます。

 

 新函館北斗までは短い旅路。到着すると上りの281系北斗とすれ違いました。半月後には全て置き換わっているとは考えられません。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022205111j:image

 側線にはコンテナがV19Cで統一された貨物列車が。帯広発熊タ行きの所謂「芋臨」ですね。ここで出会うとは。

 名残惜しいですが281系をお見送り。列になった室内灯が遠ざかり仁山越えをしていく姿に哀愁を感じました。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022205909j:image

 ここで5日間お世話になったラブホもここでお役御免。もう1日休みがあればもっと回れたんですがこればかりは致し方なし。新函館北斗の在来線コンコースにはキハ281系ラストランの装飾がされていました。この記事を執筆している土日にいよいよスーパー北斗として本当のラストランを迎えます。


f:id:aoruchan501_1201:20221022210235j:image

 見慣れた色の新幹線が来ていました。6日間過ごした北海道も一旦お別れです。

 

f:id:aoruchan501_1201:20221022210543j:image

 ハセガワストアのやきとり弁当、初めて食べましたがめちゃくちゃ美味しかったです。車内で食べるには匂いテロが過ぎるかなとも思いましたが、横の席に座った夫婦も同じことを考えていたので、開き直って美味しくいただきました。

 

 さて、この旅で1ヶ月後に控える#さっぽろ7への意欲がだいぶ湧いてきました。帰ってからはここ最近にしては珍しくプラレールをいじり倒す1ヶ月となるのでした。

 

 続く