EF65 1000番台 JR貨物大宮更新色


特別な種車もとい製品で特トワが発売され複数PFの金型が手に入ったのでそのうちの一つを使い貨物更新色のPFを製作しました。

新小岩にて


 ほくとさんのPFを丸パクリ参考に2端側から2つ目の通風口の部分で車体を短縮し、1端側から3つ目の通風口を埋めました。こうすることで65としてのサイズ感になるとともに爪の移設のみででんしゃ台車がピッタリはまります。この発見にはほんと驚かされました。
当初の塗装はクレオスのミディアムブルー、フィニッシャーズのスーパーシェルホワイト、側面扉はGMカラーの西武イエロー、床下がニュートラルグレーです。屋根上はガルグレーあたりの色を使ったと思いますが正確には覚えてません()
以前貨物スペシャルセットで1043号機が製品化されていましたが、そちらの青色は大宮更新というより1089号機や1127号機の広島更新に近い色味で、且つ青と白の塗り分けラインが若干下に寄っててコレジャナイ感があったので、そこを意識しながら塗装しました。スーパーシェルホワイトは平塚さんに奨められた色ですが、若干グレーがかっている感じで、製品よりも実車に近い塗り分けと色味になったと思います。というかグレーサフの上から直で塗ったから返ってちょえどいい具合にグレーが浮き出たってのはあるかもしれません(
2018年8月のリメイクでは、2065と同じくライトとスカートに手を加えましたが、2065と違い点検蓋が彫られてなかったり、助手側の区名札差しが削られてなかったりしてたので、車体側にも手を加えてます。このとき再塗装も行い、スカートをクレオスの軍艦色(2)、屋根をねずみ1号、側面床下部をダークグレーとした以外は、同じ塗料を使っています。



※リメイク前の姿


2019年4月再編集

485系 水カツK60編成


 JT以外で乗車経験のある数少ない485系です。自分が乗ったのが最後の多客臨運用だったようで3ヶ月後に郡山送りとなってしまいました。

新白河にて


  昨年12月の府中運転会で砂川氏のK40編成を預かったことをきっかけに製作開始。種車はもちろん新規金型の485系です。
 モハ484はドア寄りに車掌室があるので、そこの区画の窓の横幅を縮小しました。
 モハ485は1両は製品中間車からの改造で、もう1両は後尾車ベースで製作。クーラーキセはレジン複製品です。
 クーラーキセに関してですが実車はAU13EN、製品オリジナルはAU13Eなのでそれっぽく加工。といっても上部の細いモールドを削っただけですが。
 後尾車ベースのモハ485はドア幅が他の中間車と比べ狭くなってます。そもそも製品の485系が何故クハとモハでドア幅が違うのかが謎ですね。



 モハユニットのうち片方は4年くらい前にジパングに改造しようとして放置されてた製品中間車を再利用。
 当時に正しく加工してれば楽できたと思いますが何を思ってたのか窓が写真のように下方向に1ミリ以上拡大されていたので、一旦当該部分を下に掘り下げ、2ミリ角棒やプラ板で製品と同じ高さに復元するというめんどくささの極みな工程を経て、上方向に拡大しました。
 新たに中間車を仕入れてそれを改造する方が早かったとは思いますが、なかなか中古で転がってないのと、放置されてるのも勿体ないなということで、結局ジパングになりかけの中間車を種車としました。


 テールライトは新規金型EF60から複製したものを使用。一旦ライト部分に穴をあけて内側からライトをはめこみました。
 また、前面表示を替えられるようにマーク部分に穴を開け、プラ棒、プラ板から作った台座に貼り付けた表示を掲出できるようにしました。
 先頭車は連結器部分を削り、プラ板と車体の切れ端、削りカスから成型した連結器カバーを接着。成型に時間食うかなと思いましたが割とすぐに作れました。後尾車に連結器カバーをつけなかった理由は後述。


 1500番台の象徴ともいうべき屋上の2灯ヘッドライトは同じくプラ板、車体の切れ端、削りカスで成型し、使いどころのなかった丸リベットを接着。
 ちなみに1500番台の屋上ライトは300番台など他の485系と比べ後ろよりについているので、今回作ったクハも製品より後ろよりにセットしました。

 塗料はGXクールホワイト(白部分)、コバルトブルー(青部分)、ニュートラルグレー(裾部・屋上)を使用。屋上機器はサフの色そのままです。
 また、今回初めて自作デカールを使いロゴを再現しました。おうちdeデカールのクリアーが販売されてなかったので白地を使おうとしましたが、実際に転写したら白というよりアイボリーだったので、糊シートのみ何故かあったエーワンの転写シールのものを使用。印刷台紙と糊シートで製品が違いましたが何とか転写できました。転写後にGXスーパークリアーを吹き付けたのでデカールは剥がれにくくなってる…と思います。
 今回白とクリアーにGXカラーを使いましたが普通にすごいです(ボキャ貧) 既に完成してるものにGXのクリアー吹き付けるだけでかなり安心できると思います(?)



 K40もK60もいるってことは必然的に連結しようってことになりますが、製品の顔を加工せず連結できるようにオスメスの各連結器を加工してアダプターを製作。ダミー連結器部分を傷つけず、且つダミー連結器のモールドを活かして製品の状態のまま連結することが可能となってます。このため後尾車には連結器カバーをつけていません。
 元はといえばやは氏の485系3000番台をEF81に牽かせて配給ごっこをしたときに製品の485系の連結器部分にアダプターをつけて連結させてましたがそれの応用です。配給以外で使いどころが来るとは思ってなかったですね。

↓砂川氏のK40編成の詳細はこちら↓
 https://sunagawarailway.hatenablog.com/entry/2022/11/04/120000

HD300-901


1年前の北本のときにお披露目した車両ですが、ブログで公開するのをすっかり忘れてたのでくっそ今更ですがのっけときます。

手摺の加工が主ですが、最初は製品のような穴の開いてない仕様で完成させるつもりのところ、えちごや様の手摺に穴あけ加工が施されたHD300に影響され、穴を開けることを決意。ピンバイスだと時間、労力ともにかかるので、電動ドリルを使用して穴を開けナイフで仕上げました。
やってみると案外前輪も目立たないうえ実車感が増して普通にいい感じだと思います。
車体の加工はしていませんが、実車では量産車と901号機ではキャブモジュールが一部異なっています。そこはご愛嬌ってことで。
そのうち3タイプある量産車も同じ仕様で作りたいですね。

651系1000番台 基本編成


昨年11月の第2回北本でんしゃ広場に向けて完成させるつもりだったもの。北本では付属編成としての仮デビューとなり、今月26日のトレインくらぶin桶川児童館で基本編成としてデビュー。LED表示は間に合わなかったのでスーパーひたちのままです。実車のほうは1000番台化後も偕楽園イラストは表示できるみたいです。
見ての通り先頭車はスカートを大型化。後尾車はそれに加えて増結対応してありますが、やろうと思えば先頭にも増結対応施せると思います。やろうと思えば。

宮原にて



モハ650-1000 こちらは後尾車に先頭車の端っこを移植、さらに屋上機器の入れ替えをして製作。単なる切り継ぎではないので地味に苦労しました。
パンタはE231系山手線のものを使用。



※2023.3.13追記
 長らく特殊オス連結器やアダプターをかまさないと正しい向きで連結できない状態が続いていたモハ650-1000ですが、7年越しにようやく車体に切り欠きをつける加工を施し、台車の向きを反転させ、アダプターや特殊オス連結器を使うことなく正しい組成をすることが可能となりました。なお実車高崎線特急引退まで1週間に迫った時のことです(笑)。



サロ651-1000 実車は存在が薄目なサロですが、作る上では編成中でいちばん厄介な車両。こちらは後尾車から製作。側面、屋根ともに入れ替えまくったので実質解体してから再び箱に組み上げた感じです。そのせいか車体が若干歪み、台車を少し削る羽目になりました。メス連結器側の妻板はプラ板から、窓は製品の4分割だったものをそのまま3分割にしました。屋上の衛星放送アンテナ撤去跡もしっかり再現してあります。乗務員用の窓は塗ってから開け忘れに気づいたのでシールで再現しました。

塗装はクハとモハ1100番台ユニットは製品に黄橙色の帯を加えたのみ。モハ1000番台ユニットとサロは車体をグランプリホワイト、屋根の出っ張りと窓周りをニュートラルグレー、屋根のライトグレーのほうは自家調合したものを塗り、オリーブグリーンの帯より下の塗装は製品中間車からスキャンしたものを印刷したシールを貼りつけました。
サロとモハ651-1000の種車は状態の悪かったメイドインジャパンのスーパーひたち。無改造のモハ651の片方を新たに塗装したのはこのためです。

EF81 141号機


先日の第3回北本でんしゃ広場に向けて製作。主催の砂川氏からやはさんとみっちゃんさんの485-3000がくる情報を得て、KY配給をやりたいがために10日ほどかけて密造しました。結果として当日同じような釜が3両かぶることとなりましたけど。
141号機を選んだ理由としては単に資料集めで観察した実車が141だったため。長岡機ですが485配給の牽引実績はあるのでそれ系のネタにも使えます。

黒磯にて



改造内容としては屋根や顔のディティールアップとか。だいたいは山田弘さんのローピン軍団を参考にしました。
飾り帯はダイソーの0.2ミリプラ板、ひさしはおでこに切り込みを入れ0.5ミリプラ板をぶっさしました。ホントは0,3がよかったんですけど在庫がなかったんで仕方なく0,5を使用。
電暖灯は東海急行の廃材がそれっぽい形をしてたので、それに一生使わなそうな丸リベットを接着して製作。



何といっても今回一番こだわったのはダミー双頭連結器。実車同様密連と自連を切り替えられるギミックになっています。密連は新規金型485、自連は人吉の8620形から。自連を18688号機から奪い取ったのは公然の秘密です。
それらと角棒を組み合わせたものに穴をあけ、適当に転がってたネジを穴にぶち込んでそれをスカート側につけたプラの切れ端にねじ込みました(伝われ(伝わらない
ネジで回るので密連を出すときと自連を出すときとで多少連結器の高さが違くなりますが気にならないレベルなので問題なし。ネジの頭が丸出しですが塗装したら思いのほか目立たなかったのでこれも問題なし。
81の双頭は2種の連結器が直角になっているわけではなくやや鈍角気味になっているのでそこも再現しました。

塗装はMr.のあずき色、屋根、台車はブラック、飾り帯、抵抗器はガンクローム、スカートは適当に調合したグレーを使用。あと初めてエアブラシを用いて塗装を行いました。

E233系3000番台付属編成 増備車仕様


11月1日と3日に開催された第二回北本でんしゃ広場に向けて制作。

片岡~蒲須坂にて


増備車仕様ということで、ラジオアンテナは全車両についていませんが、実際撤去したのは1両のみ(パンタ増設したモハE233を含めると2両)。E233系のなかでは新しいほうに入るので、動力車は新メカボックス仕様としました。
クーラーの向きを実車と同じようにするところにはこだわりました。





改造内容はだいたい他の方の231や233と同じです。強いて言えばサハ以外は車外スピーカーを設置したことくらいのみ。
サハE233に関しては、先頭、後尾車の切り継ぎではなく、E217系の中間車、すなわちプラキッズ仕様のものを種車としています。
パンタがあったほうの屋根を切り取り、部品取り用となっていた車両から屋根を持ってきてくっつけました。
増備車なのでラジオアンテナ部分も切り取り、同じように屋根を接着。
プラキッズ仕様としたことに深い意味はありません。深い意味は
編成番号は一番パッとくるU233にでもしようかと。




でんしゃ広場公開終了後の一コマ。
今回の見所のひとつだった北本駅舎と絡めてみました。ちなみに231、233とも珍しい表示。主催の砂川氏によると、今後開催されるとしたら2年後とのことですので、この表示は貴重なものとなるでしょう(爆)

24系北斗星 北海道車

夏のプラレールひろばinちゅうおうも終わり、改造もひと段落。ようやくその気になったので、ちゅうおう向けの改造車の紹介でも。
今年の夏のちゅうおうはブルートレインがテーマ。私は北斗星の北海道車を作ることに。



まずは1号車に入るオハネフ25 0番台。種車は勿論製品のオハネフ25 200番台。前からあったものがリメイク途中だったので、それをそのまま加工を進めただけです。
主な加工点は、カニ24とオハネフの貫通扉から作られてた顔の貫通扉以外のモールドが削られてたので、プラ棒、丸ノズルを使い顔を復元。無線アンテナも追加。寝台側の窓を拡大しました。。



次は2〜4号車に入るオハネ25 560番台。オールデュエット車です。この車両は本来編成中に3両ですが、ちゅうおうまでに間に合わないと判断したため2両は隙間産業さんに依頼の上で私は1両のみ製作。種車はないです。もといプラ板などからフルスクラッチしました。私が製作したもののうち、オハネフとスシ以外は全てプラ板からのスクラッチです。
私が製作したものは、オハ14から改造(車体は新製)された561-562をモデルとしているので、手すりは角手摺の長いもの、トイレ窓のない仕様、通路側の窓配置も製品のオロハネ25などとは異なる仕様としました。
エンブレムは西電さんに印刷してもらったものです。



オハネ25 550番台。こちらはオールソロ。手摺は同じく角手摺の長い仕様。窓開けがちょっと大変でした。



スハネ25 502。ソロ・ロビー合造車です。スハネ25 500番台は3両いましたが、501〜503全て仕様が異なり、その中のロビー窓がほぼオハネ25オリジナルのままで、帯がアルコン帯でない仕様の502をチョイス。



スシ24 508。北海道車のスシで唯一アルコン帯だった車両です。車体は製品のスシ24のままで、一度金帯を薄め液で消してから、新たに金帯を塗装。青は製品の成型色をそのまま利用することで塗料の節約を図りました。



北海道車の中でもオハネフ24 500番台と並ぶ異端車として知れたオロネ25 551。窓に関してはいちばん苦労した車両です。プラ板からそのまま開けるといちばん細い部分が曲がる危険があったため、そこだけは後から1mm角棒を付けました。




オロハネ25 555~558仕様(上)とオロハネ25 552。北海道車のオロハネは551〜554がデュエット/ロイヤル、555〜558がソロ/ロイヤルとなっていましたが、555〜558は仕様が同じなのでこれといった車番の指定はありません。デュエット/ロイヤルのほうは、アルコン帯でない普通の3本帯で尚且つ手摺が24系仕様の552をモデルとしています。

11号車は以前紹介したオハネフ25 216を組み込みましたが、どうやらオール北海道編成だった時代は実際は11号車もBコンパーメントの0番台で、一般的な開放寝台の216は組み込まれなかったようです。そこらへんはスルーってことで(




ちゅうおうでは、隙間さんのオハネ2両と山田弘さんのカニ24 501を組み込みフル編成に。他の方の北斗星・エルム編成との並びが見られました。