651系1000番台 基本編成


昨年11月の第2回北本でんしゃ広場に向けて完成させるつもりだったもの。北本では付属編成としての仮デビューとなり、今月26日のトレインくらぶin桶川児童館で基本編成としてデビュー。LED表示は間に合わなかったのでスーパーひたちのままです。実車のほうは1000番台化後も偕楽園イラストは表示できるみたいです。
見ての通り先頭車はスカートを大型化。後尾車はそれに加えて増結対応してありますが、やろうと思えば先頭にも増結対応施せると思います。やろうと思えば。

宮原にて



モハ650-1000 こちらは後尾車に先頭車の端っこを移植、さらに屋上機器の入れ替えをして製作。単なる切り継ぎではないので地味に苦労しました。
パンタはE231系山手線のものを使用。



※2023.3.13追記
 長らく特殊オス連結器やアダプターをかまさないと正しい向きで連結できない状態が続いていたモハ650-1000ですが、7年越しにようやく車体に切り欠きをつける加工を施し、台車の向きを反転させ、アダプターや特殊オス連結器を使うことなく正しい組成をすることが可能となりました。なお実車高崎線特急引退まで1週間に迫った時のことです(笑)。



サロ651-1000 実車は存在が薄目なサロですが、作る上では編成中でいちばん厄介な車両。こちらは後尾車から製作。側面、屋根ともに入れ替えまくったので実質解体してから再び箱に組み上げた感じです。そのせいか車体が若干歪み、台車を少し削る羽目になりました。メス連結器側の妻板はプラ板から、窓は製品の4分割だったものをそのまま3分割にしました。屋上の衛星放送アンテナ撤去跡もしっかり再現してあります。乗務員用の窓は塗ってから開け忘れに気づいたのでシールで再現しました。

塗装はクハとモハ1100番台ユニットは製品に黄橙色の帯を加えたのみ。モハ1000番台ユニットとサロは車体をグランプリホワイト、屋根の出っ張りと窓周りをニュートラルグレー、屋根のライトグレーのほうは自家調合したものを塗り、オリーブグリーンの帯より下の塗装は製品中間車からスキャンしたものを印刷したシールを貼りつけました。
サロとモハ651-1000の種車は状態の悪かったメイドインジャパンのスーパーひたち。無改造のモハ651の片方を新たに塗装したのはこのためです。